光医療、再生医療の実現を目指して
光医療、再生医療についてのトピックスを中心に、21世紀の医療、健康管理、グローバル化における日本人のあり方について私見を表明する。
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脳卒中後のリハビリを成功させる画期的治療方法(幹細胞刺激療法、Stem Cells Stimulation Therapy)その1
アルメニアのミナスヤン博士の開発した幹細胞刺激療法(Stem Cells Stimulation Therapy)は従来の再生医療と全く異なり、患者本人の休眠している幹細胞を活性化して治療に用いるもので、脳卒中の後遺症の片麻痺の治療には、発症から1年を経過した場合には唯一の治療法で、重症な患者、数年を経過した場合でも治療効果が確認している治療法なので、今後も積極的にご紹介したいと考えています。新年に当たり、ミナスヤン博士から最新の知見、臨床例を送って来ましたので最新の知見(その1)と臨床例(その2)と2回に分けてご紹介します。

脳卒中には脳梗塞と脳出血の2種類があるが、両方とも脳細胞(ニューロン)の壊死(死)という結果に終わる。
人間の身体には死んだ細胞、磨耗した細胞に置き換わったり、修理する特別の細胞がある。これらは幹細胞と呼ばれる。これらの細胞は、身体の全ての痛んだ細胞を脳卒中後の脳細胞を含めて修理する。幹細胞は傷ついた細胞又は死んだ細胞から放出される化学物質を検出する特別の受容体を持っている。そこで幹細胞は活性化され、損傷部位に呼び寄せられ、傷ついた場所の細胞に同化(同じ細胞として増殖する)する。脳卒中後、平均して3月間後、傷ついた脳細胞から発せられる“救難信号”は次第に小さくなり、6-8月後には最小となる。その結果、幹細胞はそれ以上活性化されず、脳卒中箇所には同化せず、リハビリの過程は停止する。発症から1年以内に注目すべき肯定的な変化が起こる理由である。それ以降、回復は極めて少ないか皆無になってしまうか次第に悪化さえ起こる。そこで、脳卒中から時間の経過した患者にはリハビリにより状態や機能が回復する可能性は無くなってしまう。
脳卒中後のもう一つの問題は、幹細胞の増殖と脳組織の修復である。脳細胞は独特で、他の組織には無い構成要素、例えば神経ペプチドを持っている。神経ペプチドは、特別のアミノ酸の連鎖で脳細胞の構築には無くてはならないものである。脳卒中後の数週間又は数ヶ月、これらの神経ぺプチドは傷ついたか死んだ脳細胞から放出され、幹細胞の増殖又は新しい脳細胞の修理に使われるが、神経ペプチドの源が枯渇してしまうと幹細胞の増殖、機能は減少してしまう。
リハビリテーションを妨げたり排除する要素は炎症である。脳卒中後、白血球が脳卒中の場所に集合し、死んだ細胞を飲み込み消化しようとする。重度の刺激および無菌性の炎症を飲み込む間に多くの白血球が分解され、消化酵素が脳卒中の場所に放出され、重度の刺激および無菌性の炎症を生ずる。もし白血球の数が多いと、炎症は大きく、長期間になる。炎症で幹細胞の機能は低下し、回復の速度は低下する。
このようにして、脳卒中後のポジティブな変化は通常4-8~12月で、その後、回復は停止する。リハビリを成功させるためには、障害を受けた脳組織が少なく、発症箇所は主要な信号の交換箇所や重要な機能箇所(例えば視床、神経節など)が含まれていない事、幹細胞は正常に活性化され、神経ペプチドが手に入り、炎症は最小であることが望まれる。脳卒中後一年を経過している患者の眼に見える変化(回復)を再スタートする場合、幹細胞の刺激が不可欠であり、もし、幹細胞の刺激が不十分である場合(通常、大きく、厳しい脳卒中の場合に起こる)神経ペプチドの追加供給、抗炎症治療が新再生医療の効果拡大の為に必要になる。
現在、脳卒中後1年を経過した脳卒中患者の幹細胞を活性化できる治療法は“幹細胞刺激療法(SCST)”しかない。幹細胞刺激療法の発想は、脳卒中直後の患者(数日から3-4週間)から採血し、血液の中から幹細胞(通常体内の幹細胞は休眠している)を呼び寄せ、活性化する化学物質を分離し、脳卒中後1年を経過した患者にドリンク剤として飲ませる治療法である。ドリンク剤は患者の幹細胞を活性化して機能改善を継続することができる。
“幹細胞刺激療法(SCST)”は大多数の患者には有効であるが、あるケース、例えば脳卒中が脳組織のかなりの質量のダメージを起こしている場合、神経ペプチドを追加することが有効である(一番良い薬はオーストリアの Ever Pharma社製のCerebrolysin)。脳卒中の場所が慢性的に炎症を起こしている場合、特別の抗炎症治療が必要になる。
“幹細胞刺激療法(SCST)”は障害を受けた組織を修復、又は脳卒中患者の脳細胞に新しく機能する運動野を形成するが、しかし、患者の麻痺した四肢と運動野の接続は失われているので、SCSTは機能する運動野を構築するが、麻痺した四肢と心の中の四肢の位置との接続を実現する必要がある。いかなる無意識の運動も心の中に動作をイメージする必要がある。
そこで、SCSTによる治療を成功させる為には、運動野と四肢を接続するトレイニング(神経回路の構築)が不可欠である。このリハビリのテクニックにはミラー療法、イメージ療法、心理スクリーニング、拘束療法、積極的な思考、センサー刺激療法が使用される。これらのリハビリ療法が新しい脳の運動野と四肢とを連結する。これらのリハビリ療法なしでは、脳卒中で障害を受けた脳が修復されても麻痺した四肢を使う事は出来ない。治療を望む患者には、積極性、忍耐、なせばなるという楽観的かつ自分の身体は自分で治すという強固な信念が要求される。
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アルメニアで治療を検討したい場合、メイルで下記をご連絡下さい。
メイルアドレス:inouemasayuki09@gmail.com
1.氏名、性別、年齢、住所、電話番号
2.発症の時期、治療経過、現状
3. 片麻痺の詳細、身体の左が右か両方か、麻痺の程度、手(指は動かせるか、物を掴めるか)、足(杖なしで歩けるか、歩行可能距離、車椅子を必要とするか)、 口(言葉は明瞭に話せるか、困難があるが可能か、正常に飲食が出来るか)、不安感の内容、現在、血圧は降圧剤で制御されているか等
4.アルメニアに治療に行く場合、一人で行くことは可能か、家族が同行するか

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MIKE

Author:MIKE
株式会社グリーン・メデイカル・システムズ 代表取締役、国際マーケテイングコンサルタント
日本アルメニア科学・文化・教育協会(JASEC)理事長
日本LPL療法普及協会 事務局長
アルメニアEJ大学 名誉教授

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