光医療、再生医療の実現を目指して
光医療、再生医療についてのトピックスを中心に、21世紀の医療、健康管理、グローバル化における日本人のあり方について私見を表明する。
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日本人で2人目のALS患者の再生医療は効果が確認されました。
2012年7月29日                         晴れ

日本人で二人目のALS患者がアルメニアでミナスヤン博士の再生医療による治療を受けました。
治療結果はポジチブと判断され、帰国後、治療効果を高める為、リハビリ治療を受けております。

再生医療による治療を受けた時期は、平成24年7月、3週間滞在し、幹細胞の投与を受け入れる為の身体作りをする事前治療を受けた後、1億6000万個の幹細胞の投与を受けました。
ミナスヤン博士の治療結果報告書が来ましたので、内容を一部ご紹介します。
・患者は61歳、男性、ALSの発症時期は、平成22年8月、当初、指の動きに違和感を感じ始め、
 以降、症状が急速に進行、現在は、歩行は可能であるが手先しか動かない状況。呼吸は可能であるが、痰がひっかかる症状があり、話し方は悪い。

(ミナスヤン博士の治療終了時の報告書)

Bさんの再生医治療の結果について報告したいと思います。
Bさんは非常に悪い状態でアルメニアに来ました。彼は手足の機能を急速に失いつつあり、延髄の機能は悪化し、きびいい弱体化が進んでおりました。

彼はBulbar ALSに特有の延髄の運動神経核の傷害を有しており、彼の場合は最も厳しく、急速に悪化するタイプでした。---進行性球麻痺 progressive bulbar palsy: PBP延髄の運動神経核の障害(構音障害、嚥下障害、舌萎縮)で始まるもの。典型的ALSに比して経過が早い。--------

通常、Bulbar ALSの伸展は、症状を加速し、悪化はより急速に進みます。Bさんがアルメニアに来た時、加速の段階で、通常、止めることは不可能です。
彼は、頭を支えることができず、彼の頭を支えるためにコルセットをつけておりました。彼は、左手を曲げることができず、左手の指を動かしたり、畳んだりすることは出来ませんでした。彼は、右手は辛うじて指を1回か2回、曲げたり、伸ばしたりすることが出来、何も掴むことは出来ませんでした。
右手の指をわずかに動かすことが出来ました。彼は身体の筋肉を制御することができず、彼は、身体を動かし、曲げることが出来ませんでした。座位から立つ場合、足の筋肉のみを収縮させ、動きはぎこちないものでした。

治療の最初の7-10日間の目標は、彼の急速な悪化をスロウダウンさせることであり、次いで、失われた機能の回復に向けられました。次の成果が得られました。
1. Bさんは、今や頭を比較的長い時間、支えられるようになり、コルセットを外しました。
2. 彼は左の手を曲げることができ、左手の指を動かしたり、曲げることができます。
3. 彼の右手の力は強くなり、何回も曲げたり、右手で物を掴むことが出来ます。
4. 彼は身体の筋肉をコントロール出来るようになり、動かし、座位から立ち上がる時、よりスムースに自然にすることができます。歩くのもより通常に近い状態です。
5. 手足の末端の皮膚の色は紫色から普通の皮膚の色になりました。
6. 顔の筋肉もうまく使えるようになり、表情を表せるようになりました。
7. 嚥下や話すことに明らかな伸展はありませんが、嚥下や会話には多くの小さな筋肉の調整が必要であり、筋肉自身が回復しても必ずしも嚥下や会話が回復するわけではありません。筋肉の調整には長い訓練が必要です(例えば、普通の筋肉を備えた子供は、音声筋肉を訓練し、言語の音声を出せるようになるには長期間の訓練が必要です)。嚥下については、生まれつきの反射運動ですが、一旦、嚥下の能力を失った患者は、筋肉も回復後、嚥下反射運動を獲得するための訓練が必要です。

残念ながら現在、ALSの悪化を停止させる医療技術は世界的にありません。Bさんの再生医療は、ALSの伸展を止めたばかりでなく、ある失われた機能を1週間―10日間回復させました。
一般的に申し上げて、再生医療を除いて、回復とまで行かなくともALSの伸展を止める手段はありません。最も効くと言われるRilutekも、状態を2-3週間安定するだけで(Rilutekの製造業者は、薬の効果を誇張し、2-3ケ月の延命させるといっている)、その後は無益になり、ALSの伸展に影響を与えることはありません。ともかく、客観的に考えて、Bさんの治療は効果がありました。この後の状態を見守りたいと思います。私は、注入した幹細胞が、Bさんの身体の中で仕事を果たし、Bさんの状態の改善が継続することを期待しております。

Bさんはミナスヤン博士に治療を受けたALS患者としては3人目、日本人としては二人目で、奥さんが同行してアルメニアを訪問し、ミナスヤン博士の再生医療治療を受けました。日本から一人目のALS患者の再生医療治療は2011年7月に行われ、その際得られた知見がBさんの治療に生かされました。
再生医療によるALS治療の将来に明るい見通しを与えたものと思います。

ミナスヤン博士;American-Armenian Health Develpment Center 院長、医学博士、再生医療のアメリカとアルメニアの共同研究の成果を基に、2007年、新クリニックをオープン。日本では治療不可能の難治性疾患の患者を受け入れて治療に成功している。

新ーホームページ;http://www.greenmed.co.jp/aahdc/

AAHDC



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プロフィール

MIKE

Author:MIKE
株式会社グリーン・メデイカル・システムズ 代表取締役、国際マーケテイングコンサルタント
日本アルメニア科学・文化・教育協会(JASEC)理事長
日本LPL療法普及協会 事務局長
アルメニアEJ大学 名誉教授

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